◎このサイトではヨットレースの歴史やヨットのデザイン・性能についての公式サイトです。
ヨット(遊行船)
英語では、単に yacht と言えば主に 1. を意味する。
「豪華な遊び船」という意味で、現在ではモーターボートであることが多いが、歴史的には帆船も多かった。大きなものではジャグジーやヘリポートが付いていたりもする。
例: イギリスの王室ヨットHMYブリタニア。126m、5769総トン。
ヨット(小型の帆船)
英語では 2. は帆走ヨット (sailling yacht)、あるいは単に帆船 (sailboat) と呼ぶことが多い。ただし、これを使ったレースは yacht race と言う。
個人で運用可能であるため、冒険心のある人物による単独での大洋の横断、無寄港での世界一周などが行われている。
ヨットでの航海やヨット競技のことをセーリングともいう。これはヨットがセール(帆)を使って進むからである。
現在、ヨットと分類される船舶は非常に多岐にわたっている。乗員数も一人乗りから10人以上まで様々であり、設備もラダー(舵)、セール(帆)、キール(竜骨)しかないものからキャビン、発動機を完備したものまである。発動機やキャビンのない小型のヨットを「ディンギー」、発動機やキャビンのある大型のヨットを「クルーザー」と呼び分けることがある。
ヨットの動く原理
ヨットは風を利用して動くため、まっすぐ風上の方向(風位)へ進むことができない。しかし、風位に対して最大およそ45度の角度(クロースホールド)までなら進むことができる。進行方向と風上方向との間を成す角度と、理論帆走速度と風速の比を示したものを帆走ポーラー線図(ポーラーダイアグラム)と呼び、性能を示す指標の一つとなる。また、その原理は以下の通り。
図のように、セール(帆)の付近を流れる風によって発生する揚力(船の進行方向に対して斜め前方の向き)のうち進行方向に対して垂直な成分を、キール(竜骨)またはセンターボード(船底の中央から水中に差し込む板)によって打ち消すことにより、進行方向と同じ向きの推進力を得る
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用